20061114
Deviations World公開――DeviantArtに登録している絵描きさんの傑作選です

Deviations Worldを公開しました。
これはアメリカにあるMixiのようなSNS風味のコミュニティサイトで、
参加者はクリエイター限定みたいな「deviantArt」に登録されている作家さんのなかで
個人的にお気に入りの作家さんを紹介するリンク集です。
私自身の主観で構成しているので、分野に■ 動物・獣人というのがあったりしますが、それ以外はできるだけ公正を心がけたつもりなので、もしよろしければ調べ物の参考にしていただければ幸いです。
……しかしこのdeviantArt、日本に上陸しないのですかね……。クリエイター限定のSNSとして恐ろしく完成度が高いんですよ。こちらの記事でMixiがdeviantっぽいと言われるほど。
日本だとコミケを筆頭とする即売会がぷちクリエイターにとって自己実現の場として機能しているカンジですが、コミケよりも低コストで自分の力を発揮できる場所として、ネットにこういう場があったらいいな、と思う次第です。
関連サイト:deviantArtチュートリアル
20061109
最近描いたらくがき
最近描いたらくがきです

マロンさんと絵チャットをご一緒した時に描いた絵です。クリックしたら大きな画像。


色味をみるために描いた不完全ならくがきです。
20061101
匿名という空間は自分が「2ちゃんねらー」と「ROM」という二重人格でいることを保障する
福島発言を参照するまでもなく、2ちゃんねらーはえてして同志が捏造した味方の意見を真実だと思いこむ(敵対する意見には捏造、工作員だと騒ぐくせに)。そして多くの場合、捏造された情報はばつが悪くなった子供のようにさっと隠され、踊らされた人を見てひろゆきの名言であるところの「嘘は嘘であると見抜ける 人でないと難しい」と言ったりする。「おいおい、お前も踊らされてたんじゃないのかい?」と突っ込むと、大抵の人は「や、僕は2ちゃんねるをROMってるだけですから」と答える。ちょwwwwそれが2ちゃんねらーですからwwwwwwww
――でまぁ、つまりはタイトルの通り、匿名空間は二重人格を認め、都合がいい時に自分が「2ちゃんねらー」になったり、「ROM」になったりすることができる場所なのだ。バツが悪くなったらさっと呪文を、「嘘は嘘であると見抜ける 人でないと難しい」という言葉を唱えればいい。するとあら不思議。自分はただその騒動を見下ろしているだけの監視者にはや代わり。こうして自らの失敗を言い訳で塗抹し、脆弱な自己は永遠に保護されていく。
2ちゃんねらーの中で「嘘は嘘であると見抜ける 人」は限りなく少ない。実際のところ、大多数の人間は「嘘であっても踊ることができる者」であったりする。その現実を直視しないですむように作った「嘘を嘘であると見抜ける者でないと難しい」という言葉。この言葉を生み出したひろゆきはやはり天才であり、賞賛に値する。
ー―2ちゃんねるを「利用する者」は誰か。そして自分は「利用する者」なのか、「利用されている者」なのか。最低限はこれぐらいは見抜けるようになりたいものだ。
追記:Something Orange 石田衣良は本当に「日本人を差別」したのか
孫引きであるから、以下の文章が正確にウィキペディアに掲載された文章そのままであるかは、ぼくには保障できない。
が、おおよそこのようなことが書かれていたことは、ぼくも記憶している
(「関西人が嫌い」とか「ぼくの読者は馬鹿」というものもあったと思う)。
この情報の出所はわからなかったが、2ちゃんねるの石田衣良スレで1年以上前に作られたか、張られたかしたものらしい。
ここ
ここ
どうやら事の推移は、「2005年以前に、2ちゃんねる石田衣良スレで偽インタビューがひっそりと作られる→2ちゃんねるで『サイレントマジョリティ』記事が取り上げられる→喜んだ2ちゃんねらーが、石田衣良スレに書き込まれた偽インタビューを信じてwikipediaの欄に書き込みまくる」ということになりそうだ。
ちなみに石田衣良問題は友人に教えられて、痛いニュースの当該記事やら、先ほどの「関西人嫌い」や「ぼくの読者は馬鹿」コピペなど一通り見せてもらった。
その友人はいちネットサーファーで、面白い画像や文章やネタや記事を収集するのが上手くて、その一環で石田衣良問題を引っ張ってきたんだろう。
面白いという言葉は時に事実を歪める。全ての事象を目の前にしたとき、何よりも優先して「面白さ」という判断基準で全てを理解しようとする人の前では、アンチが作った偽情報でも、真実であるか否かよりも「面白さ」で「そのネタを採用するか」が判断されるのだ。
面白さは2ちゃんねらーにとって重要な要素だ。
なぜなら「面白い」は軽いから。
なぜなら「面白い」は誰でも理解できるから。
匿名という希薄な存在たちが感覚を共有しようとする為に用いるものとして、上っ面だけの良識以上に、最高に使えるツールなんだろう。
私は何度も、こういう騒動に参加する者たちから「俺は面白いから取り上げてるだけだ」という言葉を聞いてきた。
真実などいらない。間違っていても大丈夫。
なぜなら上記で記したとおりにすれば、過ちは簡単に捨てられるから。
彼らは反省しないのだ。そして今後も永遠に、こういった問題は生産され続ける。
相手は生身の魔法少女はてなちゃん
誰の言葉だったか、「相手は生身のオンナノコなんだぞ!」というフレーズが非常に心に残っていて。「相手はオンナノコなんだぞ!」っていう言葉だけで十分切迫感があるのに、そこに「生身」という言葉を付与してしまったがために、なんというか、刺身は賞味期限が短いんだぞ!的な感覚になるというか。違うか。
まぁ、リアルを強調しすぎて映画秘宝とか裏BUBUKAみたいなのがリアルになってしまうということは往々にしてあるので、ここいらで個人的にネットの中で抜群に実在感が無いお二方に出てきていただいて、程よいリアル感を出してみましょう、ということで。
相手は生身の加野瀬未友なんだぞ!
相手は生身の真性引き篭もりなんだぞ!
うむ、なんか程よくなった。ぜひともコメント欄とかがすさんだ時のはてブタグにでも使ってください。
……と、これだけだと面白くないし、もしかして加野瀬さんが反応されたりしてしまったら怖くて夜寝られなくなるので、最近流行の魔法少女はてなちゃんとやらに合体させてみることにした。
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みともちゃん「エーンエーン、またトニオくんにいじめられたよー」
はてなちゃん「えっ!?これはひどい!相手は生身のオンナノコなのに……。ホント、男子(大学生)って(頭でっかちで理論ばかり振りかざすくせに、結局は理論を組み立てる動機って「自分は自分を正当化し、自分のままで認められたい」ってことだけで、だから机上の空論になって内容が理想的で、それが逆に共感や関心を呼んじゃって、無駄にはてブが集まって、それを元に「やった自分って認められてるんだ」って思っちゃうっていう負のスパイラルを引き起こして、子供じみたまま、自己だけが肥大化してワケワカンナイ状況になるから)最低ね!」
<は、はてなちゃん!社会や世間に対する不満度が300バロムに達したメポ!今すぐ魔法少女に変身して、大衆の共感を得るはてなダイアリーを書くメポ!
――説明しよう!社会・人文派ブロガーは、身の回りのこまごましたことではなく、「なんか社会問題っぽい身近なこと」「なんか人文系っぽい身近な話題」でしか、記事がかけないのだ!!
はてなちゃん「ごめんね、みともちゃん!今日習い事があるから、先に家に帰るね!バイバイ!」
みともちゃん「あ、待って!はてなちゃん――」
(はてなちゃんの自宅)
<さあ、今すぐログインして魔法少女に変身するムギ!大衆の不満をエントリーに昇華して、敵にぶつけるムギ!
はてなちゃん「わかった!メールアドレス××@××.co.jp パスワード××××、id:mahosyozyoに変身よ!」
―ーはてなちゃんは普通の小学生、でも、本当はブログワールドを守るid:mahosyozyoだったのです!!
<こ、これは良エントリーだケロ!ホッテントリで1位は間違いなしケロよ!
はてなちゃん「はてなで注目を集めることによって、社会問題が顕在化して、議論が一層深まるし、付加効果で私のブログのアクセス数も上がるから、これぞ理想のwin-win関係ね!」
<web2.0バンザイだニョロ!
(みともちゃんの自宅)
みともちゃん「はてなちゃん、今日はつれなかったな……。まあいいや、自分のブログを更新するか。どうやって議論を展開するかな……」
みともちゃん「あ、これはid:mahosyozyoからのトラックバック……!」
―ーなんとびっくり!はてなちゃんが新しい記事を書いて、トラックバックを飛ばしたことで、コメント欄にわらわら沸いていたweb2.0時代の悪役の手下であるところのネットイナゴたちが、いっぺんにはてなちゃんのブログに誘導されていったのです!!
みともちゃん「id:mahosyozyo、ありがとう……!ああ、id:mahosyozyoが傍にいてくれたらなぁ」
――web2.0時代の恋愛やコミュニケーションは相手への想いが暴走して韓ドラ化することしばしば。はてなちゃんとみともちゃんの間に友愛を交わすフラタニティが生まれることはあるのでしょうか?次回
どう考えてもダーティヒーローなのと加野瀬さんに対して失礼すぎます……。加野瀬さんが考えた魔法少女はもっとピュアなはず!相手は生身の魔法少女はてなちゃんなんだから……。ということで次回からはごく普通のJ& blogをお楽しみください。